子供の頃って、しゃがんで、背中や腰を丸めてしばらく遊んでいても、
ぱっ!と立ち上がって走り回ったりしていましたよね。
それが、大人になってだんだん歳を重ねるにつれ、背中や腰を丸めて何か作業したあと、
立ち上がろうとすると、腰や背中がすぐに伸びなくて
「あ痛、た、た」ということになることが多いのではないでしょうか。
私も40歳過ぎてからですか、腰が硬くなってきて、同じ姿勢を長くとっていたりすると、
腰が固まってしまいすぐに伸びない、しばらくその痛みが長引く。
また、時々ぎっくり腰をおこして動けなくなったり、完全に腰痛もちになってしまったのです。
仕事柄、自分で整体やら温熱治療をするんですけど、痛みが出てしまうと、なかなかすぐには良くならない。
困っていた・・・
ところがですよ、
数年前に知った方法で、現在は全く痛まず、痛みがでてもすぐに回復できる方法を知り、
今は快適な生活を送っています。
それは・・・
◆腰痛を治す・予防する方法(その1)
若いうちは腰の筋肉に弾力があるので、引き延ばされていても、すぐに元に戻るのだけれど、
年取ってくると、筋肉中のコラーゲンが劣化して弾力がなくなって、硬くなってきます。
腰の筋肉が常に引き延ばされた状態が長引くと、その形のままなかなかもとに戻らなくなり、
血行も悪くなって、痛みがでてくる。
そもそも、腰は、まっすぐのびていて、生理的湾曲を保っているのが自然です。
姿勢が悪く腰が丸くなっていると、
それは、骨盤が後ろに倒れている状態(骨盤後傾)ですが、
次の図のように、常に腰の筋肉が引き延ばされた状態で、腰の筋肉が疲労してきます。
そこで、腰の筋肉が引き延ばされないようにするのは、
姿勢を良くする必要がありますが、
筋肉で腰を伸ばして姿勢を良くするのではないのです。
骨盤です。
骨盤の正しいポジションがあります。
それは、骨盤を立てるのです。
骨盤を立てるとは、おへそを出して、
おしりをうしろに突き出す感じですが、
あくまでも意識は、骨盤です。
骨盤を立てると、
腰の生理的湾曲が自然とできます。
そこで、注意点ですが、
骨盤を立てたときに、決して、胸を張ったり、
お腹を出したり、背中を反らせないように!
あと、
骨盤を立てて、
背筋を自然にまっすぐにして
上半身・下半身ともにできるだけ脱力です。
立っているとき、いすに座っているとき、
歩くときも、この姿勢を保ってみてください。
私は、骨盤を立てたポジションを保つことで、
日頃、腰が痛むことがなくなりました。
何かのかげんで腰が痛くなった場合も、
骨盤を立てて、筋肉脱力の姿勢で動いているうちに
痛みはとれてきます。
是非、試してみてください。 つづく。
腰痛、自分で治せる、予防できる、簡単な3つの方法(その2)
腰痛、自分で治せる、予防できる、簡単な3つの方法(その3)