歯医者に定期的に通院していたのにもかかわらず
歯周病が進行して重症になり、
別の歯科医で、麻酔をかけて歯茎の中まで、
歯垢・歯石のクリーニングの治療を受けました。
6~7割は、歯周ポケットは改善したけれど、
抜歯も必要だって、
しかも「7本」
「え~いきなり7本って、ひどいじゃないですか。」
本当にそんなに抜歯が必要なの?
って、たいへんショックを受けました。
では、どうしても抜歯が必要な状態ってどういうときでしょう。
目次
抜歯が必要な状態
抜歯が必要な状態って、主に次の6つがあるようです。
(1)歯を支えている歯槽骨という骨が溶けて、歯を支えきれなくなり、 ぐらついている。
出典:渡辺久監修・「歯周病」
私は、何本かこの状態になってしまっています。
歯槽骨って、条件によっては再生することはできるらしいですが、
一般的には、再生するのは難しいようです。
手足の骨が折れても、再生してくっつくのとは訳が違うようです。
ぐらついたまま、抜歯しないでいると、ますます歯の根元の歯槽骨の破壊が進んで、
将来、インプラントもできなくなる可能性があります。
(2)治療しても炎症が治まらないで、しょっちゅう腫れたり、痛んだりしている。
出典:渡辺久監修・「歯周病」
歯周病が進行していれば、炎症はずっと続いている状態なので、
炎症がひどい場合は、抜くしかないです。
(3)ひどい虫歯の場合。
出典:渡辺久監修・「歯周病」
私は虫歯はないのですが、
(歯周病菌が多いと、虫歯菌は繁殖しにくいみたいです。)
虫歯がひどくて、抜歯せざる得ない人は多いでしょう。
(4)歯根が破損してしまった。
出典:渡辺久監修・「歯周病」
折れた歯根をくっつけて、また戻す方法もあるらしいけど、
またすぐに、くっつけたところが折れてしまうらしい。
この場合も、抜くしかないようです。
(5)歯周病が歯の根元まで達してしまっている。
出典:渡辺久監修・「歯周病」
私の歯は、一部この状態で、歯を根元まできれいにしたとしても、
歯を支える歯槽骨が溶けてしまっているので、
抜歯は免れないようです。
(6)歯が異常な位置に生えている
出典:渡辺久監修・「歯周病」
私の場合は、親知らずと八重歯があって、それがへんな位置に生えています。
そのせいで、そこに食べかすがたまり、しかも歯磨きしにくので、
歯周病菌の温床になってしまっています。
これは早急に抜歯して、歯周病菌が繁殖しにく環境にしなければなりません。
私の場合、(1)(2)(5)(6)が当てはまって、7本の抜歯が必要なようです。
一気に7本も歯を失うのは、とてもショックです。
何とか免れないかと色々調べていますが、難しいようです。
悔やまれるのは、10年前から定期的に歯医者に通っていたのに、
何も積極的な治療や指導がなかったことです。
皆さんには、大切な歯を失ってほしくありません。
歯を失わないために、
症状がなくても、
定期的によい歯医者に通われることをオススメします。
良い歯医者の見分け方はこちら。