今年から、貸し農園で農家のプロにいろいろな野菜作りを習っています。
今回は、ネギの植え付けです。
ネギはその性質上、ちょっと変わった植え付けをしたので、面白かったです。
そこで家庭菜園初心者でもできるネギの植え付け方法を解説します。
1.ネギの青いところと白いところの違い
通常スーパーとかで買うネギは、青いところと白いところがありますよね。
その違いは、青いところは日に当たって光合成をして青くなっているのと、
日に当たらないで白くなったところのわけです。
ネギは、だいたい白いところを好んで食べると思うので、
白いところができるだけ多い方がいいわけです。
では、どうやって白いところを増やすかというと、
日に当てないと白いところが増えるわけです。
全く日に当てないと、光合成ができないから育たなくなるので、
光合成で成長を促進しつつ、白い部分を増やすという技が必要です。
その割合があるんでしょうが、
素人の私には、まだわかりません。
白いところを増やす、日に当てないようにするには、
どうするかというと・・・
土でネギを覆って日に当てないようにするわけです。
以前テレビで見たことがありますが、
深谷のネギ作りで、ネギのところにどんどん、どんどん土を盛り上げて、
ネギの茎に日が当たらないようにしていました。
白い部分を増やす、そういうことだったのか。
なお、ネギの茎を思っていた白いところは、実は葉っぱの部分で、
茎は根っこの上1㎝くらいのようで、初めて知りました。
2.ネギの性質と植え付けの工夫
ネギって、湿気を嫌うらしいです。
なので、白いところを増やしたいから
日に当てないように、最初から土の中に深く植え付けてしまうと、
土の湿気でうまく育たないみたいです。
じゃーどうやって植え付けるかっていうと、
最初20㎝位の溝を掘って、
底にネギの苗を植え付けて、
根っこだけ、土をかけておく。
という変わった植え付け方をやりました。
成長に従って、徐々に土を盛っていきます。
平らなところに植え付けると、土をどんどん盛りにくいので、
最初に穴を掘って、そこに植え付けて、土を盛りやすくするわけです。
なるほど、考えたね。
あと、ネギって空気を好むらしいです。
なので、土を盛っていったときに、土の中に空気が良く含まれるように、
枯れたトウモロコシの茎を溝に入れました。
トウモロコシの茎は繊維が多いので、空気を含みやすく、
土を盛ったときに、トウモロコシの茎を入れ込むと空気が土の中に
多く含まれ、ネギにとってはうれしいわけです。
夏場は、ネギの生長は止まるようなので、
このまましばらく放置です。
成長に従って、土を盛っていくのが楽しみです。
3.ネギを植え付けて考えたこと
ネギに限りませんが、
野菜はそれぞれ水や温度、湿気、空気などの好き・嫌いがあり、
育て方が変わってきます。
野菜にあった栽培方法をしないと家庭菜園初心者はうまくいかないです。
ネギの植え付けは今回の記事をぜひ参考して上手に育てて下さいね。