首の寝違えを起こすと、首を回すのが痛くて、超不快ですね。
でも、寝違えでなくても、首を動かすと首や肩がつっぱって良く動かせない人がいるね。
首を良く動かせない場合は、からだごと動かせばこと足りるから
それでもいいという人はいるかもしれませんが、とっても不自由。
では、首や肩の筋肉をほぐすのに、マッサージやストレッチをしても、
効果が一時的だったり、あまり効果がなかったりするね。
そこでなんです。
首の動きを劇的に良くする方法があるんだ。
今回は、それを解説するね。
1.首を動かす筋肉
ふだんふつうの人は、首を動かす筋肉は、首回りの筋肉と思っているよね。
でも実際は、首を動かす筋肉って、背中の肩甲骨の方までつながっているよ。
なので、背中の上の方の筋肉も良く動くようにすると、
首も、よく動くようになるわけです。
2.首の動きを良くする方法
からだには、筋肉が動きやすくなる骨格の位置があるんだ。
これは、実際に実験するとわかるよ。
<体感実験1>
・いすにすわります。
・普通にお尻に体重をかけてすわります。
・その姿勢で、首を回します。
・首が動く人でも、首しか動きませんね。
<体感実験2>
・いすにすわります。
・体重を太ももの裏側に乗せて、
いつもより前重心にしてすわります。
・その姿勢で首を回します。
・今度は背中の上の方も
一緒に動いて、首が良く回り、
後ろの方までよ~く見れませんでしたか?
骨格の位置で、首の動きが全然変わります。
後ろ重心で座ると、
背中の筋肉が緊張して
動きが止められるので、
首を後ろに回すとき、首しか回りません。
しかし、
重心を前にしてすわると、
背中の筋肉が緊張がゆるみ、
背中の筋肉が動きやすくなるので、
首を回すとき、
背中の骨(胸椎)からよく動かせるようになります。
これは、立っているときも同じで、
踵重心で立って、首を回すと首しか回せませんが、
足裏全体で立って、いつもより前重心で立つと、
胸椎から動くので、首が良く回せるようになります。
◎まとめ
首の動きが悪い人は、
座るときは、太ももに体重をかけるようにすわる。
立っているときは、足裏全体に体重を立つと、
首を回すとき、胸椎から動くので、
首がとても動きやすくなります。