毎年7月下旬に行われる新宿区の神楽坂祭り。
屋台にほおづき市に阿波踊りにゆかたと、夏の風物詩や江戸情緒を楽しめる、
粋なお祭りです。しかも他のお祭りに比べていろいろとお得です!
その見どころと楽しみ方、何がお得かを紹介します。
目次
◆神楽坂まつり2019年の日程
名称:第48回 神楽坂まつり (※まだ未発表なので、例年並の予想です)
日程:2019年7月24日(水)~7月27日(土)
神楽坂祭りは4日間、一部と二部に分かれて楽しめます。
時間:第一部7月24日(水)17:30~22:00
25日(木) 〃
第二部 26日(金)19:00~21:00
27日(土)18:00~21:00
場所:神楽坂通り
◆神楽坂まつりへのアクセス
1.電車で行く場合
JR「飯田橋駅」西口 2分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋駅」b3出口 0分
大江戸線「牛込神楽坂駅」 1分
東京メトロ東西線「神楽坂駅」 4分
2.車や自転車で行く場合
駐車場・駐輪場の準備はないので、電車で行った方がいいです。
なお神楽坂通りは以下の時間帯で車両通行止めになります。
7月24日(水)18時~21時頃
25日(木) 〃
26日(金)18時30分~21時30分頃
27日(土)17時30分~21時30分頃
◆ 第一部 屋台とほおずき市の楽しみ方、お得情報
2019年7月24日(水)と25日(木)の2日間、
第一部の2日間は、
地元商店の「屋台」、
神楽坂商店会の「ほおずき市」と
NPOのまちづくり倶楽部による「浴衣でコンシェルジェ」があります。
1.「屋台」
神楽坂祭りの屋台はとってもオススメ!
なぜかというと神楽坂の屋台の特徴は、
通常のお祭りの、いわゆるテキ屋の屋台とは違うんです。
何が違うかというと、
神楽坂祭りの屋台は、
地元神楽坂の店のみの出店なんです。
これは、十数年前からお祭りの雰囲気を良くしようと、
地元商店街のみが店を出すことにしたためです。
なので、お祭りの屋台のように、
焼きそばとか、焼き鳥とか、1店で1品だけということはなく、
神楽坂のお店がそのまま屋台になっている感じです。
メニューが豊富で、1つの屋台で
色々な種類の食べ物や飲み物を売っているところが多いです。
50店以上の屋台が立ち並びます。
飲み物だけでも
ただのビールだけではなく、
クラフトビール
シャンパン
スパークリングワイン
サングリア等も売られてます。
食べ物も、
フランス料理コンフィやガレット、
和風料理の焼き牡蠣や鮎の塩焼きなんかもあります。
神楽坂の名店というと、普段は敷居が高いです。
でもこの2日間は、
普段では食べることのできない料亭の味でも、
屋台で楽しめたりしますので、とてもオススメ。
料亭の味を屋台価格で味わえるため、すごくお得感があると思います。
神楽坂の料亭の味も食べ歩きできちゃうのはとっても嬉しいです。
カップルで、ファミリーで、お一人様でも、神楽坂名店の屋台を食べ歩き!
いいですね♪
前回の屋台出店名です。
2018年・神楽坂公式ホームページより
また、ゆかた姿で屋台を利用すると、次のようなサービスがあります。
・粗品がもらえたり
・生ビール一杯サービス
・最初のドリンクサービス
・飲食代割引
などのサービスもあります。
ぜひ、ゆかた姿で来られるといいです。
ゆかたのレンタルはしていませんが、着付けのサービスもあります。
なお、神楽坂まつりでは「がんばろう!日本」を合い言葉に、
2011年東日本大震災と2016年熊本地震の被災者の方々への支援を続けています。
募金活動、オリジナルうちわの販売などで、売り上げの一部を寄付しています。
お祭りでこんな支援もしているのも、いいことですね。
普通の屋台とは違って神楽坂祭りの屋台は大人向けです。
じゃあ、子供向けの楽しみは無いの?というと、
毘沙門天の境内では、縁日が開かれます。
金魚すくい、スーパーボールすくい、
ヨーヨー釣り・コイン落としなどの遊びがあります。
なので子連れでも楽しめます。
子供向けの屋台は、普通の屋台と違って、近くの大学生達が仕切っていたりします。
金魚・スーパーボール・ヨーヨーなど、
無くなり次第終了してしまうので、
お子さんと行かれる方は、早めに縁日に行った方がいいです。
また毘沙門天のステージでは、伝統芸能や歌謡ショーなども披露されます。
楽しみ満載で、これは行くしかない。
2.「ほおづき市」
前半の2日間は、
屋台といっしょに、毘沙門天善国寺の門前で
ほおづき市も行われます。
「ほおずきの鉢植え」が、1鉢1,500円で買えます。
ほおづき市は浅草が有名ですが、
浅草だと1鉢2,500円はするので超格安です。
これもありがたいですね。
なぜ安くできるかというと、
「住民・商店・ボランティア主体による運営」で
実行委員会が直接運営しているためだそうです。
ここで素朴な疑問ですが、
「ほおづき」ってどういう使い途がメインなんだろうって思いませんか?
子供のころ母がよくほおづきの実の皮をほおばって
鳴らしていたのを覚えています。
私はとうとうできませんでしたが。
鳴らして遊ぶため?
ちょっと変わった実で、きれいなので、やはり「観賞用」?
調べてみると、観賞用、薬用、食用、遊び、すべてあるみたいです。
観賞用と食用は品種が違うようですが。
仏教ではお盆に、ほおづきを棚に飾って、
死んだ人の提灯に見立ててるそうです。
ほおづきは、漢字だと「鬼灯」、かわいくないです。
ほおづきの花言葉は「偽り」、これもあまりよくないですね。
3.「浴衣でコンシェルジェ」
「コンシェルジェ」ってフランス語で、
特定の分野や地域情報などを紹介・案内することで、
「浴衣でコンシェルジェ」は、
NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」のゆかた姿の案内人が
神楽坂の路地や見どころを案内する神楽坂ガイドツアーです。
1回30分~~40分で、人数が集まり次第、随時出発です。
素人にはほとんど迷路のような神楽坂を案内してもらえるようで、
とても楽しそう。私も今回は案内してもらいたいです。
ゆかたで参加だと、先着100名には記念写真(通常100円)の
無料プレゼントもあるようです。
4.浴衣の着付けサービス
NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」の、浴衣の着付けサービスもあります。
浴衣のレンタルはないので、自分で持参する必要がありますが、
自分で着るのが大変な人は利用するといいです。
先ほどお伝えしたように、
神楽坂まつりで浴衣を着ていると、
屋台でいろいろサービスがあるので、浴衣はオススメです。
何より、神楽坂を浴衣で歩くなんて、とっても粋ではないですか!
◆第二部 阿波踊り大会
7月26日(金)と27日(土)の2日間
阿波踊り大会の会場:
神楽坂下から神楽坂上までを登る「神楽坂通り会場」と、
赤城神社前から神楽坂上を目指す「6丁目会場」の2カ所で行われます。
2018年・神楽坂公式ホームページより
両日とも19時に同時にスタートします。
都内で最も早く行われる「阿波踊り大会」です。
神楽坂阿波踊りは1972年(昭和47年)に始まったそうで、
もう50年近い歴史があるんですね。
昨年の出場団体は約45チーム(連というらしい)で、のべ人数3700人。
神楽坂の地元有志、周辺企業、高円寺などの団体が
集まって、踊りを競い合います。
写真や映像を見るだけでも、興奮してきますね。
是非、生の白熱した踊りを堪能されるといいです。
27日は、大人の阿波踊りが始まる前の午後6時スタートで
「こども阿波踊り大会」が行われます。
地元の小学生や幼稚園・保育園児たち約1000人が踊るので、
かわいい踊りが見られます。
◆神楽坂祭りの混雑度
祭りの会場は、神楽坂1丁目から6丁目まででそう広くはないです。
神楽坂祭りは大変人気があるお祭りで、
毎年5〜6万人の人出があります。
当然のことながら、大変な混雑ぶりが予想できますね。
歩くのもやっとです。
ベビーカーや自転車の乗り入れなんかでは、で過去にトラブルが発生しているので、
使用は控えるようにと、公式ホームページでも告知されています。
小さいお子さんを連れて行く場合は、その混雑や迷子にも十分気をつけてください。
あとがき
江戸情緒や夏祭りの雰囲気が十分に味わえる神楽坂祭り、
屋台やほおづき市、ステージ、浴衣でコンシェルジェなど、
お得感も満載。
阿波踊りではその熱気に大興奮。
いいですね、神楽坂まつり!