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冷えを改善する、呼吸法・運動・ストレッチ方法(その2)

By: Jake Przespo

冷え性は、
まず、からだの中で熱を十分に作れていない・・

さらに、
血液がうまく流れていない・・

それは、
血管が縮んでいる、
血管が圧迫されている、
心臓の血液を押し出す力が弱い
などのことがあると思います。

で、それはなぜかというと
自律神経が緊張して血管が縮んでいる、
筋肉が硬くなって血管を圧迫している、
筋力が弱くて、血液を回すポンプ作用が働かない、
などということが考えられます。

そこでどうするかというと、
緊張して硬くなっている筋肉を緩めて
血管の圧迫をとったり、
筋肉の働きをよくしてあげたいわけです。

緊張している筋肉、
なかなか緩めようと思っても難しいですね。

そこで、ロシア武術のシステマで行われる
術が使えます。

◆筋肉の緊張を緩めて、血行を良くして冷えを改善する方法

まず実験です。
・左右の手を出して、右手だけぎゅーっと10秒くらい握ります。
・握っていた右手の力を抜いて開いて、左右の手の色を見ると
右手の血色が良くなっているのがわかると思います。
また、右手はじんわり汗ばんでいるかもしれません。

これは、
筋肉をいったん緊張させ緩めると、
血管が開いて血行が良くなるためです。
これを、全身の筋肉に応用します。

注意:血圧が高い人は、よけい血圧があがるので、
やめておいてください。

→まず、仰向けに寝ます。
→息を吸いながら、全身に力を入れます。
→足先から脚全体、腰、お腹、胸、背中、両腕、首、頭
 と力が抜けているところがないか、チェックして
 抜けていれば力をこめます。

◆誰かいれば、力が抜けているところをチェックしてもらうといいですね。
◆全身に力を入れているつもりでも、
力が抜けているところがあります。
これは、日常さぼっている筋肉ですね。
こういう筋肉があるので、他の筋肉に負担がかかります。
負担がかかった筋肉が疲れて凝って硬くなったりします。
さぼっている筋肉を働かせることも、必要ですね。

→全身に力をこめたら、10秒位頑張って
 全身脱力します。

しばらく呼吸を整えます。
ど~っと疲れましたか。
でも、全身の緊張が抜けて、
血液が良く回るようになっているのがわかると思います。
からだが温まる感じもあると思います。

この全身筋肉硬直、脱力をときどき行うと、
全身の血行が良くなり、冷えの改善にとても役立ちます。

この方法の応用形で、
→両脚だけ硬直させて、脱力。
→両腕だけ硬直させて、脱力。
→お腹だけ硬直させて、脱力。
→背中だけ硬直させて、脱力。

など、からだの部位別に筋肉を硬直させて脱力させる方法があります。
この方法だと、仕事中にも簡単にできるので、
冷えを感じる部位があれば、
その部位だけ硬直させて脱力というやり方もできますね。

是非、試してみてください。

冷えを改善する、呼吸法・運動・ストレッチ方法(その3)に続く。

ranzanst: