知人に、ワラビを大量にもらいました。
山菜はとっても好きですが、自分ではどうやって扱ったらいいのか
やったことがないのでまったくわかりません。
ワラビはあく抜きしないといけないのだろうな、
ということは何となくわかっていましたが、
ワラビのあく抜き、どうやったらいいの?
今は、ネットという便利なものがあるので、
ワラビのあく抜きを調べて見ました。
一般的には重曹を使うようですが、一晩もかかるようだし、
何か面倒そう。
そしたら、小麦粉を使って、簡単に短時間にできるという情報があり、
さっそく試してみました。
目次
1.小麦粉を使った、ワラビのあく抜き
材料は、
ワラビ 200g
水 1.5L
小麦粉 大さじ6杯
塩 小さじ2杯
(1)水を沸騰させて、小麦粉と塩を投入
熱湯の方が小麦粉が溶けやすいかと思ったのが失敗でした。
小麦粉がダマになってなかなか溶けません。
ダマを溶かすので、とっても時間がかかって、
もうここですでに、小麦粉を使ったワラビのあく抜き、簡単ではありません。
水から小麦粉を溶かしても、やはりダマになりやすくて
簡単には溶かせないのは、たこ焼きの汁を作るときに経験済みです。
(2)ワラビ投入
小麦粉のダマを何とか溶かして、ワラビを投入。
約4分間ゆでました。
(3)流水で冷やし、水にさらす
ゆでたワラビをざるにあげ、流水で冷やして、
(4)結果
小麦粉がワラビのあくを、短時間で効率よく吸収してくれるらしいこの技。
水にさらしたワラビを食べてみました。
う~ん、うまい。
あくも抜けている・・・・とかんでしたら・・
あれ・・う~ん苦い、えぐい。
多少あくは抜けているのかもしれませんが、
あくは残っているじゃないですか。
仕方がないので、ずっと水につけておきました。
翌日、食べてみましたが、まだえぐみが残っています。
翌々日、えぐみは減っている感じですが、まだ残っています。
翌々翌日も、えぐみは残っていましたが、すべて食べきりました。
私の結論:ワラビの小麦粉でのあく抜き、小麦粉を溶かすのに時間はかかるし、
あくもうまく抜けないので、あまりおすすめしません。
2.重曹を使ったあく抜き
後日、オーソドックスな重曹を使ったワラビのあく抜きをしてみました。
(1)水を沸騰させる
(2)重曹を小さじ1杯投入(すぐ溶ける)
(3)ワラビ投入、3分ぐらいゆでる。
(4)火を止めて、一晩放置。
翌日食べてみたところ、ほとんどえぐみはとれてて
とってもおいしいではないですか。
水につけておく必要もなし。
水から上げて、切って保存して、
毎日おいしく食べています。
私の結論:ワラビのあく抜き、重曹を使うと、一晩放置時間はかかりますが、
とても簡単で、あくも抜けます。
重曹がないからといって、小麦粉で代用するより
重曹を入手して重曹でのあく抜きをした方が断然いいと思います。