膀胱内部に無数のただれ、すでに膀胱全体にガンが広がって、膀胱ガン末期。
高齢なので、手術もできない、抗がん剤も副作用が不安でやらないことに。
病院の治療は何もない状態でした。
それから5年。
その男性はとても元気です。
どうしてでしょう。その理由を知りたいですよね。
それはある自然療法をしていたからなんです。
私は、長年その自然療法の指導と治療をしている治療師です。
ガンの患者さんも、たくさん見てきています。
この自然療法で、本人の生命力が高められれば、末期ガンであっても
この方のように何年も元気にしている例があります。
病気の経過とその自然療法を説明しますので、参考になれば幸いです。
☆この男性の病気の経過
・5年前に血尿が続いて検査を受けたところ、膀胱内に3×4㎝のガンが見つかりました。
・手術で、このガンを摘出しましたが、
・膀胱内部に無数のただれがあり、ただれの一部もガンで、末期の膀胱ガンの診断。
・ガンは筋肉層までは達していませんでしたが、ガンの完治は無理な状況。
☆末期膀胱ガンの治療
・膀胱全摘→この方法がまず選ばれると思いますが、高齢なので体力的な負担を考えると、
選択したくない治療です。全摘できたとしても、人工膀胱をつけるわようになりますが、
そのケアがたいへんになると思います。
・膀胱ガンの一部を切除→膀胱全摘よりはましですが、一部のガンを取ることのメリットがはっきりしません。
・膀胱内に抗がん剤を注入→現実的には、この方法が一番勧められると思いますが、完治させることは困難で、進行を遅らせる目的になります。でも、どの程度進行を遅らせられるかは、はっきりしません。逆に抗がん剤の副作用で元気がなくなったり、生活の質が低下する可能性があります。
☆本人の体調
・高齢でも一人暮らし
・毎日スポーツクラブに通って、水中ウォーキングや筋トレもして、とても元気。
・尿回数は、夜間は2回程度、昼は10回程度。
☆本人が選んだ治療方法は
本人は大変元気で体力もありましたが、高齢でもあるので、手術は選ばず、抗がん剤もやらないことにしました。
そこで、以前から行っていた自然療法の光線治療を行って様子をみることにしました。
光線療法とは、次の記事を参考にしてください。
「光線療法」って聞いたことありますか? 皮膚科の治療で「光線療法」を行っていることがあるけど、その場合は、レーザーとか、紫外線とか、赤外線を使う治療方法ですね。他に、ブリタニカ百科事典で光線療法って調べると、「光線療法は、日光療法ともいい、太陽光線を利用して行う治療方法」ってあります。 「私たちが行っている自然療法は、この太陽光線を利用する光線療法」です。 太陽光線というと一般的には、日焼けする、シミが増える、皮膚がんの心配などのマイナスのイメージが多いですよね。 でも、人間... 光線療法とは - 笛吹きおじさんの、中高年が健康で快適に生きるための情報 |
光線治療とは、簡単に説明すると、太陽光線に近い光線を人工的に作り、
その光と熱をからだに照射することで、生命力(自然治癒力)を高める治療方法です。
この方は、家庭用の光線治療器をお持ちでしたので、治療方法を指導して、
ご自宅で光線治療を続けてもらいました。
☆具体的な治療方法
家庭用の光線治療器を使って、
足の裏10分間、
膝5分間、
腰5分間、
膀胱部10~20分間
以上の光線照射を1日2回続けてもらいました。
☆その結果
5年経っても、膀胱の状態は変わりなく、症状もなくて、
たいへん元気に過ごされています。
この方はもともと、体力があって体調も良かったこともあると思いますが、
自然療法のひとつである光線治療でも、体力や免疫力が高められ、
膀胱ガンの進行や症状が抑えられているのではないかと思います。
誰でも同じような結果を出すことはできないかもしれませんが、
膀胱ガン末期で、病院での積極的治療方法を選択しない場合に、
この光線治療を検討されるのもいいと思います。
家庭用の治療器を用意すれば、自宅でも簡単に治療することができます。