誰でも、つらいとき、落ち込むとき、あります。
生きているのがほんとつらい、どうしようもない、絶望的!
原因となっているものはすぐに変えることはできませんが、
少しでも気持ちを明るくする方法を試すと、
半歩でも前向きに考えることができると思います。
これは、科学的な裏付けもあり、自分でも試していて効果ある方法です。
けっこう即効的に、気持ちを前向きにできます。少しだけど・・
でも、それだけでもちょっと楽になると思います。
つらいとき、落ち込んだとき、
これはいくらなぐさめても、気持ちは晴れません。
言葉で脳から攻めても、暗くなっている心を変えるのは難しいです。
心身一如という言葉があります。
仏教用語で、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるということです。
心が暗くなっているときは、からだにそれが現れます。
肩を落として、
背中を丸めて、
首をうなだれて、
呼吸がとても浅くなっています。
姿勢が良くて、落ち込んでいる人、いまだかつて見たことがありません。
姿勢と脳は密接に関係しています。
姿勢がいいと、脳は元気だと判断してポジティブになれます。
姿勢が悪いと、脳は元気でないと判断してネガティブになります。
だから気持ちを明るくするには、
まず姿勢を変えることをやってみましょう。
☆骨盤を立てる
骨盤を立てるとは、おへそを前に出すようにして、骨盤を前の方に起こすのです。
落ち込んでいると、骨盤が後ろに倒れて、お腹が引っ込んでいます。
それを無理してでも、おへそを前に出すようにしてみてください。
そうすると、背筋が伸びます。
これだけでも、気持ちが少し楽になりませんか?
☆胸を斜め上方に引き上げる
落ち込むと、胸をすぼめて肺の動きが悪くなり、呼吸がとっても浅くなっています。
骨盤を立てただけでも、胸は開いてくるのですが、
さらに、胸を斜め上方に引き上げると、
胸郭が開いて、呼吸が深くなります。
呼吸が深くなると、代謝が良くなり、自律神経の緊張がゆるみ、
元気になる感じがでてきます。
☆アゴを上げる
英語で元気を出せというとき、「Chin Up」という言葉があります。
落ち込んでいるときは、首をうなだれ、アゴを引いて視線は下です。
そんなとき、Chin Up の文字通り、アゴを上げてみるんです。
アゴを上げすぎるくらい思い切って上げてみてください。
のどが楽になります。
肩から首筋も楽になります。
下を向いていたときは、のどや首筋の緊張で頭部への血行が悪かったと思いますが、
アゴを上げて、のどや首筋が楽になると、頭部への血行も良くなります。
アゴを上げて視線が前方になると、文字通り前向きになれる感じがします。
☆思いっきり明るい光を浴びる
雨や曇天の日は、誰でも気分がいまいちだと思います。
逆に、秋晴れの日の光がさんさんと注ぐすがすがしい日は気分がいいと思います。
人間は、明るい光で体調が左右されます。
それは、明るい光によって脳内ホルモンの分泌が良くなるからです。
明るい光を浴びると、脳内でセロトニンというホルモンが分泌されます。
このセロトニンは、元気を出したり、幸せな気分にしてくれる作用があります。
落ち込んでいると、部屋の中にこもりがちですが、
外に出て、思いっきり日の光を浴びる、
外に出たくなければ、カーテンを開けて日の光を入れる、
天気が悪ければ、照明をこうこうとつける。
明るい光を浴びるだけで、即効的に気持ちが変わる可能性があります。
☆からだを動かす
落ち込んでいると、からだも動かしたくないですが、
無理してでも、前述の姿勢を良くして、
外へ出て明るい日の光を浴びて、
ゆっくり歩いてみましょう。
少し元気がでてくれば、軽く走ってみましょう。
以上どれかひとつでもいいです、
どうですか、少しは気持ちが明るくなりませんか?
私も、日々つらいこと、落ち込むことばかり
特に朝起きたときや夕方着かれてくると気持ちの落ち込みはひどいです。
そんなときは、やはり姿勢が悪くなって、呼吸が浅くなってるし、
朝、夕は、浴びる光の量が少なくなっています。
姿勢を正して、呼吸を深くして、明るい光を浴びて、からだを動かすようにしています。
きっと、いいこともあると信じて!