坂道を登るの、疲れますよね。
特に中高年になってくると、
何とか楽に登る方法がないかと思いますよね。
・・・実は、その方法があるんです。
しかも、何も使わないで、
自分のからだの使い方を変えるだけで、簡単にできるんです。
今回は、その方法を説明しますね。
1.重力を利用した歩き方
まず、平地での歩き方ですが、
普通は、足から先に動かして、からだを運んでいますよね。
でも、その歩き方は、実は効率が悪い歩き方なんです。
なぜかというと、足の筋力のみで歩いているからです。
「え~、筋力で歩くのあたりまえじゃん。」
と思うと思いますが、
効率がいい歩き方は、
からだの重み(重力)を利用した歩き方です。
どうするかというと、簡単です。
立った姿勢で、からだを前に倒していくと、
からだが倒れてしまいますので、足が一歩前に出ますね。
そのとき、足の筋肉はあまり使っている感じはないですね。
さらに、からだを前に倒すと、反対の足が一歩前に出ます。
これを繰り返します。
つまり、からだの重み(重力)を利用して、足を自然に動かすわけです。
歩き方については、次の記事も参考にしてみてくださいね。
↓ ↓ ↓
ウォーキング、美しい、疲れにくい歩き方
私は、日常的にこの歩き方を始めてから5年ぐらいになります。
慣れるまで少し時間がかかかりましたが、今は無意識にこの歩き方で
超省エネで歩けている感じです。
夕飯前の30分ほどのウォーキングが日課ですが、
途中に、30mくらいの急な坂道があります。
あるとき、この坂を楽上れる方法に気がつきました。
2.上り坂では、平地より足が速く動く?
からだの重みを利用した歩き方に慣れてきたあるとき、
この坂の上りのときに、
無意識に、足の動きが、平地より速くなり、
少し駆け足気味に登っていることに気づきました。
また、普通なら上り坂を駆け足で登ったら「は~は~」と
息切れがして疲れるはずです。
でも、からだの重みを利用した登り方では、あまり疲れないのです。
え~何でだろうと、自分でも不思議に思いました。
3.上り坂の楽な効率よい登り方
普通の歩き方での、上り坂の登り方は、足から先に登るので、
前に進む動きと、自分のからだの重さを上に持ち上げる動きと
両方の動きをしないといけないので、
平地を歩くより、足には何倍もの負担がかかります。
太っている人ほどたいへんです。
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坂道を楽に、効率よく、楽に登るには、
骨盤を前、重心を平地で歩くときよりもっと前、
体も前傾させると、足が振り子のように自然と前に出ます。
着地の足より、重心を前に出すようにするのがコツです。
上り坂でも、からだの重み(重力)を、登る力にうまく利用すると、とても効率的で楽です。
登るスピードは、重心を前に出す程度で調節します。
重心を多く前に出せば、登るスピードは速くなります。
少なめに出せば、登るスピードを遅くできます。
この登り方は、足が自然と前に出るので、
足も疲れず、とても楽に坂道を登ることができます。
上り坂を登るとき、歩くときでも、ジョギングやマラソンのときでも、
使うととても楽なので、是非試してみてください。