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冷え性の本当の原因と、効果的に温める方法と、根本的な改善方法はこれだ!

By: photo2go.albufeira

こんにちは、らんざんおじさんです。

冷え性の人、これから寒い季節つらいですよねー。

おじさんは毎日、働いてる診療所で、患者さんの足の温度測ってるけど、
冷え性は圧倒的に女性、
しかも、若い女性の方が、エネルギッシュなおばさんたちより多い印象だね。

世の中、からだを温める方法は色々あるけれど、
どれも根本的には治してはいないから、
ずっと続けていないとすぐまた冷える。

じゃー、何で冷えるのかって、それは次のようなことだと思う。
(若い女性で冷え性の人必見だよ)

 

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1.冷え性の本当の原因は快適な生活だ!

冷え性は脂肪や筋肉が少ないとか、平熱が低いせいとか言われている。

でも、

うちのおばあちゃんなんか、80歳過ぎで、脂肪も筋肉もあまりないけれど、
東北の田舎で、「冬でも裸足」で超元気。
冷え性でつらいという話は聞いたことがない。

たぶん、「現代社会で冷え性の人が増えた原因は、現代の快適な生活だ」ね。

現代日本では、どこも冷暖房完備し、冷え性対策の商品やグッズは
いたれりつくせりで、たいへんな数。たぶんこんな国はないね。

「快適な生活のために、からだの発熱反応が鈍っているということ」

とは言っても、冷え性がすぐに改善できるわけでもないから、
まず、その対応方法を書くね。

 

2.からだを冷えにくくする部位はここだ!

冷え性は結局、からだの発熱能力が低いために、
手足の血管を縮めて、血流を減らして(そのために手足が冷たくなるのだけれど)
熱を逃げにくくしているわけです。
なので、まず熱が逃げにくいように協力すればいいわけ。

「からだの熱が逃げやすいのは、首がつくポイントです。」
それは、「首・手首・足首」  (乳首は?)です。

これは、なぜかというと
皮膚と動脈との距離が近く、動脈から外気に熱が逃げやすいため。

これらの部位を次のように保護することで、冷えが和ぐ。
・首はマフラーやネックウォーマーを着ける。
・手首は、手袋やリストバンドを着ける。
・足首は、レッグウォーマーを着ける。

ふつう、冷え性の女性はやっていることだと思うけれど、
温めているわけではなく、体温を逃がさないようにしているわけですよ。

 

3.直接温めると効果的な部位はここだ!

自宅にいる時は、「からだの大きな筋肉があるところを温めるのが効果的」
どうしてかっていうと、大きな筋肉には血管が多く集まってるから、
そこを温めると、温まった血液が効率よく回る。

それで、「大きな筋肉は太もも」

「自宅にいる場合は、太ももをカイロや湯たんぽなどで温める」
と、速効冷え改善にいいよ。

また、外出の時は、貼るカイロをベタベタ貼ってもいいけど、
効果的なのは、「仙骨のところ」(お尻の割れ目の上の骨)。

どうしてかっていうと、仙骨の下には骨盤内臓神経というのがあって、
そこを温めると、「副交感神経を優位にして、血管が開いて血行がよくなるわけ」

「外出時は、仙骨を貼るカイロで温めること」

最後に

 

4.冷えの根本的改善方法はこれだ!

冷えの根本的原因は、体熱の産生能力がとても低いため。
だから、体熱産生能力を高めればいいのです。

じゃーどうすればいいかといいうと、
寒いところで2週間も生活していれば、だんだん寒さに慣れてくるわけです。
からだが寒さにだんだん順応して、
体熱の産生能力も高まり、冷えを感じにくくなるわけです。

私も、冬に東北の田舎に帰って、しばらく過ごして東京に帰ってくると、
東京がすごく温かく感じます。しばらく暖房がいりません。

 

「冷え性の根本改善は、寒いところでからだを慣らすこと」
に尽きます。

しかし、寒いところで生活や作業するのは、冷え性の方にとっては地獄でしょう。

そこでどうするかっていうと、筋肉の発熱の力を借りるわけです。

薄着になって、寒いところをウォーキングしたり、ジョギングしたり、

 

「ちょっと寒いところで、筋肉を使って発熱させながら、
寒さにからだを徐々に慣らすこと」
これです。

 

これで、からだの発熱能力は徐々に高まり、冷えが根本的に改善してきます。

暖かい部屋で四六時中過ごしていたり、
冷え解消グッズでぬくぬくしている限り、冷えは良くならないぞ!

ranzanst: