蚊に刺された時の痒みって、ほんとうに不快です。
特に寝ている時に刺されると、安眠できず、とっても気分が悪いですね。
そんなときに、即効的に痒みを取る方法はないかと、調べたり、試していますが、
その中で、「温めること」、「冷やすこと」を、実際に試して、その効果を検証しました。
目次
蚊に刺された痒みは温める?冷やす?(理論編)
◆まず蚊に刺されるとどうして痒いのか?
ということです。
理由は、「蚊がだ液を出すから!」
これだけだと、よくわかりません。
説明すると、
蚊は血を吸うときに、人間の皮膚に蚊のだ液を注入します。
蚊
のだ液が注入されていると思うと、とても気持ち悪いですね。
この蚊のだ液には、大きく二つの働きがあって、
・刺していることを気付かれないための麻酔成分
・吸った血が固まらないようにするための成分
これで、蚊は人間の血をまんまと吸うわけです。
血を吸われた人間の方は、この蚊のだ液成分に対して、
排除しようとする反応を起こしますが、
これがアレルギー反応で、
このときに、
痒みを引き起こす「ヒスタミン」等を放出するので、
痒くなるわけです。
◆温めるとどうなるか?
温めるといっても、中途半端に温めるとよけい痒くなると思います。
よくアトピーとかじんましんとかの人が、入浴したり、布団に入って温まると
痒みが増しますね。
温めるといっても、効果的なのは50℃ぐらいとか
といわれています。
この理由は、「蚊のだ液成分のタンパク質が50℃ぐらいで壊れる」
から痒みが治まってくる・・
という理論。
◆冷やすとどうなるか?
冷やすと、アレルギーによる炎症反応が抑えられるので、痒みが軽くなる・・
また、冷やすと、感覚神経が鈍くなるので、痒みの感じ方が抑えられ、
痒みが軽くなる・・
という理論。
冷やすのも、中途半端ではなく、氷とか保冷剤を使った方がいいという。
蚊に刺された痒みは温める?冷やす?(実践編)
◆50℃で痒いところを温めてみた!
まず、50℃のお湯を準備して
蚊に刺されて痒いところにつけます・・
50℃って結構熱いです!!
50℃のお湯に、痒い所を続けてはつけてられません・・・
足先が蚊に刺されて痒かったんですが、
ちょんちょんとお湯につけることしかできません。
へたするとやけどしそうです。
ちょんちょんだと、すぐ温度が下がって、
蚊のだ液のタンパク質が壊れるまでは効果がでなそう!
次に、ドライヤーで温めてみました。
50℃ぐらいになるように、近めでドライヤーをかけてみるが、
やはり熱くて続けられそうにない。
熱く感じてる間は、痒みが抑えられるようだが
熱さが治まると、また痒い!
◆氷で冷やしてみた
痒い所に氷をつけて冷やしてみました。
冷たい感覚が優先するので、その間は痒みが治まりますが、
ずっと氷で冷やしているのも冷えてくるので不快になり、
続けられません。
氷をとると、徐々に皮膚温度が上がってきて、
やっぱり痒い!
◆結論
蚊に刺されたときに、50℃くらいで温めるのも、
氷で冷やすのも、
熱い、冷たいの感覚が優先しているときは、
痒みが減りますが、
何しろ続けて刺激を与えられない。
もう少し続けて刺激を与えられれば効果があるのかもしれませんが・・・
仕方がないので、かゆみ止めを塗って、しばらくしたら痒みは治まりました。
おわりに
蚊に刺された時の痒み、
もうちょっとマイルドな刺激方法で、効果的に消せればいいのですが・・
まずは、蚊にさされないようにすることです。
寝る前には、ワンプッシュで蚊を退治できるいい方法がありますので、
ぜひ、試して下さい。
次の記事を参考してみてください。
寝ている時、たった一匹の蚊でも、耳元で「ぷ~ん」と飛ばれたり、蚊に刺されていて、足先が痒くて、安眠できないことがありますよね。睡眠中の蚊対策で、電気式の蚊取り線香を使ってましたが、それでもたびたび蚊に刺されましたし、カートリッジを替えたりスイッチをオンオフが面倒でした。でも数年前からある簡単な方法で、睡眠時、蚊にじゃまされることなく、安眠できるようになりました。それは、とても簡単ですが、ばつぐんの効果なので、その方法を紹介します。◆ワンプッシュで蚊がいなくなるスプレードラえもんの便利グッズみた... 睡眠中に、蚊に刺されないで安眠できる、簡単で最強の方法はこれだ! - 笛吹きおじさんの、中高年が健康で快適に生きるための情報 |
ワンプッシュして寝たときは、蚊にさされません。
たまにワンプッシュし忘れたときに、蚊に刺されることがあり、
とても不快な思いをします。