自宅の台所の水道に付いている浄水器。
7年はカートリッジ交換不要とのふれこみですが、
もう7年以上使っている気がします。
実際に浄水されているのか気になりました。
いろいろ不純物はあると思いますが、
とりあえず、塩素が除去されているか調べてみました。
塩素が残っているかどうかは、100均でも売っている
「カルキチェッカー」がお手軽です。
1.カルキチェッカーでの結果
カルキチェッカーには、試薬が2袋入っています。
調べたい水をコップに入れ、
試薬を混ぜるだけ。
塩素が残っていれば、赤くなります。
塩素量が多くなれば、赤みも増します。
台所の水道水浄水しないもの、浄水したものに、試薬をしれて調べてみました。
(1)浄水しないもの
みごとに赤くなりました。
(2)浄水したもの
赤くならず、無色透明のままです。
つまり、我が家の浄水器は、当初規定の7年以上経っても
塩素は除去してくれているわけです。
100均の「カルキチェッカー」
お手軽なので、あなたの自宅の浄水器も調べてみてください。
赤くなったら、カートリッジの交換が必要です。
2.日本の水道の塩素について
水道水の塩素は、知ってのとおり、殺菌のためですが、
日本の水道水への塩素の注入量は、世界でもっとも多いみたいです。
どうしてかって言うと、日本の水道法の水質基準が厳しいこともありますが、
日本の化学産業の発展に伴って、塩化ビニール大量に作られて、
その副産物で塩素があまり、その廃棄場所を水道に求めたのが始まりのようです。
ひどい話です。
始まりは、健康を考えてのことではなかったのですね。
また、塩素が多いと、水道水の他の物質と反応して、「トリハロメタン」
という発がん物質ができることがわかっています。
かつて、アメリカのニューオーリンズ市では、ガンの発生率が高かったのですが、
その原因が水道水中のトリハロメタンだったことがわかりました。
また、トリハロメタンが高いところは、女性の死産のリスクも約66%も
高いことが明らかにされています。
塩素は、ビタミンCを壊します。
野菜を、塩素入りの水道水で洗うとビタミンCが減ってしまうので、注意です。
塩素は他にも、皮膚の障害や呼吸器障害を引き起こしたりします。
日本の場合、水道法を変えて塩素を減らすことはできないでしょうから
水道水の塩素は、できるだけ除去するように自衛するしかないですね。
◎まとめ
日本の水道水の塩素は、殺菌には役だっているけれど、弊害も少なく無い。
浄水器等で、塩素除去を行って、自衛するしかないです。
浄水器のカートリッジの交換の目安に、100均のカルキチェッカーが便利です。