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外反母趾の原因と、改善や予防のための歩き方、足指の使い方

外反母趾で困っている方多いんじゃないかな。
私たちの診療所にも、外反母趾の患者さんは沢山来ます。

 

やはり中年以降の女性に多いですね。

 

病院や治療院だと、曲がった親指をまっすぐにする
テーピングだとか、矯正グッズ、靴の中敷きなどで
対応しますが、

 

外反母趾になった原因を理解して治さないと、
もとのもくあみです。
私は、男性ですが、外反母趾です。
治療の仕事をしていて、外反母趾になるとは困りものです。

 

正しいからだの使い方、歩き方がわかっていなかったんですね。

 

でも、長年古武術を極められ、からだの使い方に精通している師匠の指導で、
外反母趾の原因がよくわかりました。

 

歩き方や足指の使い方が悪かったのです。

 

今は、正しい方法で、歩き、足指を使うようになって、
私の外反母趾は痛まなくなり、曲がりも改善してきました。

 

外反母趾のあなたも、是非、
外反母趾の原因と改善方法を参考にしてみてください。

 

1.歩き方

 

歩き方の常識になっている踵着地で、親指で蹴る歩き方は
地面から親指を内側に押す力が働くので、
外反母趾を作り出します。

私も、長年親指で蹴る歩き方をしていたので外反母趾になってしまいました。

 

歩くときは、親指で蹴らないことです。

 

親指で蹴らない歩き方のためには、踵着地ではない方がいいです。
その歩き方は、次の記事を参考てください。
→→正しい歩き方

 

からだの重心は足の中心の中指を通って歩くようにすることです。

そのことで、親指に内側に曲げる力が働かなくなります。

 

 

2.親指以外の足指の使い方

 

以前は歩くときに、親指以外の足指は全く意識していませんでした。

 

でも実は、
「親指以外の足指の使い方はとても大切」だったんです。
「歩くとには、親指以外の足指も、しっかり床や地面に接していないと、
安定した歩きができない」のです。

 

さらに、親指以外の足指がしっかり使えていることで、
外反母趾を予防します。

 

親指以外の足指は、あなたもあまり意識していなかったのでないでしょうか。

伸びきってしまっていたり、

床に着いていなくて、指が浮いた状態になっているかもしれません。

そうなると、親指に内側にかかる力に対抗できず、
親指を支えきれず、曲がってきます。

 

「親指以外の足指がしっかり使えていることで、
親指を内側から支えて曲がってくることを防止する」わけです。

 

また、

 

「親指以外の足指はアーチ上に丸く握られて、
地面と接するように使うことで、
足を着いたときのクッション性が増して、歩行時の衝撃が減ります。」

◎まとめ

外反母趾の予防や改善には、

1.足の親指で蹴らない歩き方をすること。

2.親指以外の足指は、軽く握りこまれていて、
  足指先が、床に接してしっかりからだの支えになっていること

が大切です。

 

安定して立っていたり、歩いたりすることにもつながります。
足指の握りを鍛えるのに、「タオル引き寄せ運動」なんか日頃行うといいですね。

ranzanst: