「サツマイモ」
「甘い石焼きいも」にするには、
蒸かしたり、石焼きにしたり、とても面倒そう!
そこで、電子レンジで手軽にできないかと
調査して、実際に試してみました。
そこでわかったとこは、
・電子レンジでは水分がとんでパサパサになってしまうので、
そうならない方法。
・サツマイモは、ある程度の温度で
長時間調理した方が甘くなること。
以上の対応をすることでした。
さつまいもの水分がレンジで飛ばない方法
これはサツマイモを洗って、
濡れたキッチンペーパーでくるんで、
ラップでくるみます。
半分にしたのは、
・レンジで一気に温めた場合
・時間をかけて温めた場合
本当に、甘さが変わるのか検証するため、それぞれを試すためです。
サツマイモをレンジで甘くする方法
レンジで一気に温めてみた!
まず、濡れたキッチンペーパとラップでくるんだ
サツマイモの半分を、
一気に7分間温めてみました。
5分過ぎあたりから、焼き芋の臭いがレンジからもれてきました。
7分温めて割ってみると、柔らかくはなっていますが、
水分が足りない、ぱさついてるいる感じ。
サツマイモの味はするけど、そんなに甘くない。
サツマイモを使ったお菓子の甘さ程度?
石焼き芋のねっとりした感触にはほど遠いし、甘さも今一。
やっぱりじっくり温めないと甘くならないか!
レンジでじっくり温めてみた!
電子レンジでじっくり温めるには、
「低温モード」、あるいは「解凍モード」を使います。
これで、W数が200Wくらいに下がり、じっくり加熱になります。
まず、2分間ほどラップでくるんだサツマイモを
普通にレンジにかけます。
サツマイモの中の温度はすでに90℃越え。
次に、低温モード(200W)に設定して10分間レンジで温めます。
サツマイモを裏返して、さらに200wで10分間。
できあがりがこれ!
なんか、しっとりほくほくにできているじゃないですか。
食べてみたら、やっぱり甘い!!
電子レンジで、時間をかけてじっくり温めると甘いは、
間違いではなかった。
でも、問題がありました・・・・
レンジ加熱の問題点
電子レンジでも、サツマイモを石焼き芋のように「甘く」すること
は可能ですが、
あっという間に硬くなってしまううこと。
レンジ加熱ですぐ食べる分にはいいのですが、
食べきれずに残ってしまったサツマイモは、
あっという間に硬くなって、食べられなくなりました。
電子レンジ加熱だと、デンプンの分子組成が硬くなりやすいのでは・・
と思います。
あとがきと結論
電子レンジは、時間を節約したいわけで、
さつまいもを甘くするのに、20分間以上もかかるので、
あまり効率的ではない感じです。
しかも、あっという間に硬くなってします。
そこで、魚などを焼く、グリル加熱をしてみました。
アルミホイルに包んで、弱火で20分間ほど。
ほくほくの石焼き芋になりました。
しかも、翌日でも硬くならずに、甘くおいしく食べることができました。
サツマイモを電子レンジで甘くすることはできますが、
レンジの割に時間がかかるし、すぐ硬くなってしまうので、
あまりこの方法はオススメしません。
同じぐらいの時間で、グリルを使った方が甘くできるし、
硬くもならないのでオススメです。
追記
電子レンジで、手軽においしい石焼きいもができないかと調べていたところ、
セラミックボールを使った電子レンジ用、石焼きいも鍋を見つけました。
価格:2,480円 |
さつまいもをこの鍋に入れて、チンするだけで、
石焼きいも風にできあがる調理器。
電子レンジがサツマイモを温めるのではなく、
電子レンジでセラミックボールが温められて、
セラミックからの遠赤外線でサツマイモが温められるので、
まさしく石焼きいも風にサツマイモが調理されます。
火を使うのがめんどう、
あるいは、高齢者で火を使わせたくないけど、
おしいしい石焼きいもを食べさせたい!
と言った様な場合は、この調理器は便利だと思います。