結婚して歳を重ねるにつれ、だんだん夫婦の会話が噛み合わなくなってくることが増えてきませんか。今回はその理由と解決方法を解説したいと思います。
私は男性のおじさんです。
昔はあんなにかわいくて、
歳をとっても、
ずっと仲良く暮らせると思って結婚したけど・・・
生活を共に重ねるにつれて、
次々と浮かび上がる相手の欠点、
価値観の違い。
私も、とにかく仲良く暮らしたいのに、
夫婦の会話が噛み合わない原因は何?
悪いのは、夫の私?
それとも妻?
色々と解決方法を探り、わかってきたことがあります。
そして、徐々に夫婦の会話が噛み合わないことが改善してきています。
まず、理解しなければならないのは、
男と女は、同じ人間だけれど、別の生物と理解すること。
地球人と宇宙人ぐらいに考えておいた方がいいかも。
なので、自分と同じ感覚だと思って会話すると、
夫婦の会話が噛み合わないのが当たり前。
脳が全く違うので、
ものの見方、考え方、感じ方、会話の仕方は
自分と同じではない。
ということを、夫婦お互いに認識することです。
ではどう違うかというと、簡単には
男は理屈的な会話、女は感情的な会話!
ということを理解しましょう。
1.夫側(男性)からやれること
たとえば、
私の家内はよく職場の店長の愚痴話で、
「こういうところがなってない、」
「やり方が悪いので売り上げが上がらない」
「この忙しいのに休暇をとった」・・
「みんなに嫌われている・・」
「・・・」
など、とうとうと話すことが多いわけです。
ここで、男はよく間違うのですが、
結局何が言いたいのかわからず、いらいらして、
「こういう風にしてみたら」とか
「店長にこう言いなよ」
的なアドバイスをしてしまうわけです。
「そういうことじゃなくて」・・(と家内が言いいます。)
とだんだん夫婦の会話が噛み合わなくなって
家内の機嫌が悪くなってきて、
「もういい!」
「何もわかってない!!」
ジャンジャン。
おしまい。
と言う場面が多かったわけです。
自分としては、正論を言って、何も間違っていないので、
何で会話が噛み合わなくなって、機嫌を損ねたかちんぷんかんぷん。
そこが、地球人と宇宙人の脳の違い。
女性は、理屈や理論的な会話を望んでいるのではなくて、
夫に共感してもらって、自分の気持ち、感情をわかって欲しいわけです。
結論はいらないのです。
夫は、妻の話をカウンセラー的に聞けばいいのです。
誰かが言ってましたけど、妻への相づちは
「そだね」
「うんうん、分かるよ」
「その通り!」
の3つでいいそうです。
あと効果的なのが、相手の言った事をそのまま返すテクニック。
私もしばらく前から
・結論は聞かない、
・途中でよけいなアドバイスはしない
・相づちをうってよく話を聞く
・○○なんだ~
ということを実行して夫婦の会話が噛み合わないことは少なくなりました。
ただ、女性同士みたいには盛り上がって話せないので、
話が長いとちょっと苦痛です。
2.妻(女性)に理解してほしいこと
男性は感情でなくて理屈で動くので、
何かを妻側から夫に頼みたいときに、
「これこれこういう理由なので、こうして欲しい!」
と理論的に話してくれると、男は単純なので、喜んでやります。
それを
「○○さんちは海外旅行、いいな~うちも・・」
みたいな感情で話される夫側としてはイラっとするわけです。
あと、男はいくつになっても幼稚(子供)なので、
・おだてたり、
・褒めたりする
単純なので、喜んで会話もかみ合うと思います。
◎まとめ
夫婦の会話が噛み合わない理由と解決方法ですが、
「男性は理屈的脳」、
「女性は感情的脳」ということを理解した会話を心がけることです。
かみ合わない会話を減らして、末永く夫婦仲良く暮らしていきましょう!