新型コロナの後遺症の割合や種類は?(イタリアの症例)

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新型コロナでは、回復してからもだるさや息苦しさなどの後遺症が残るケースが少なくないようです。まだよく新型コロナの後遺症の実態がわかっていないようですが、イタリアのローマ大学での調査研究があるので次の点をまとめて掲載します。
・新型コロナの後遺症はどのくらいの割合で起こっているのか
・新型コロナの後遺症はどんな種類があるの

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新型コロナの後遺症の割合

対象の患者さんは
イタリアローマ大学病院で
2020年4月21日~5月29日までの間に、
新型コロナから回復して退院した患者さん179例

このうちPCR検査でまだ陽性の患者さん22例と
検査の協力が得られなかった14例を除いた
143例の患者さんが対象です

平均年齢は56.5歳

男女比は
男性90例(63%)
女性53例(37%)

新型コロナ発症から約2カ月後、PCR検査で陰性になっても
無症状18例(12.6%)で、
32%は1~2つの症状があり、
55%は3つ以上の症状が見られた。

つまり
87%の患者さんに何らかの症状が残っていました。

新型コロナに感染して治っても約9割には後遺症が残る!
とはかなりたいへんなことだと思います。

この後遺症が果たしてどのくらいでなくなるのか?
かなり長期間続くのか?
そのへんの調査研究もしてほしいですね。

新型コロナの後遺症はどんな種類があるのか

患者さんの44.1%でQOL(生活の質)の低下が見られ、
後遺症の症状で多かったのは
・倦怠感(53.1%)、
・呼吸困難(43.4%)、
・関節痛(27.3%)、
・胸痛(21.7%)
の症状が特に訴える人の割合が多かったようです。

このほかの後遺症としては
・咳、
・臭覚の異常
・ドライマウス
・ドライアイ
・鼻炎
・目の充血
・味覚の異常
・頭痛
・喀痰
・食欲不振
・咽頭痛
・めまい
・筋肉痛
・下痢
などの症状の訴えもあったようです。

このイタリアローマ大学の研究では、
症例が143例で比較的少ない患者で
同じ施設内での研究なので、
必ずしも新型コロナによる後遺症とも限らないとしています。

日本でも新型コロナが陰性になったあとでも
呼吸機能低下などの後遺症を訴えるケースが相次いでいるので、
厚生労働省が8月から新型コロナ陰性になって退院した患者2000名に
調査研究を始めると発表しています。

まとめ

新型コロナウィルス感染で陰性になっても後遺障害が残るケースが認められています。
イタリアのローマ大学の研究によると、対象患者143名のうち87%に何らかの後遺障害が認められています。
後遺障害として多いのは、・倦怠感・呼吸困難・関節痛・胸痛でした。そのほかには色々な後遺障害が認められています。
日本の厚生労働省も、新型コロナ感染から陰性になった患者2000人に対して、後遺障害の調査研究を始める予定です。

 新型コロナは感染も心配ですが、感染して治ったとしても後遺症が残るケースが少なくないようで、とにかく感染しないように十分な注意が必要ですね。

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