新型コロナ感染者の症状改善に喘息治療薬「シクレソニド」が効果があった症例!

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新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。
ワクチンも治療薬もない現在、感染することはとても不安です。
そんな中、 神奈川県立足柄上病院などのチームが、
新型コロナウィルスに感染した患者3人に
喘息治療薬「シクレソニド」 が効果があった症例を報告しています。

その症例をわかりやすくまとめました。
また、シクレソニドについての情報をまとめました。

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■喘息治療薬「シクレソニド」の効果があった症例

神奈川県立足柄上病院などのチームが、
新型コロナウィルスに感染した患者3人に
喘息治療薬(シクレソニド)を使って、
症状が改善した症例を報告しています。

新型インフルエンザの治療薬「アビガン」でも、
新型コロナ感染患者の症状改善例が報告されていますが、
この喘息治療薬でも症状改善が見られるのであれば、
とてもうれしい話です。

この3人はいずれあの大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客です。
                   (朝日新聞デジタルより)
◆70代女性

新型コロナ感染がわかり、2月11日に入院しましたが、
全身のだるさが強くてほぼ寝たきり状態、肺炎も引き起こしていました。

入院4日目から、抗エイズウイルス(HIV)薬を使っていますが、
肺炎は改善せず、

薬の副作用とみられる下痢や食欲不振なども出て
9日目に抗HIV薬の使用を中止しています。

10日目から喘息治療薬の「シクレソニド」を使い始めたら、
翌日から熱が下がり、

12日目には病室内を歩けるようになり、肺炎も改善。
入院15、16日目には、ウイルス検査で陰性になり、
18日目に退院しました。

◆70代男性と60代女性

2月16日に肺炎で入院、2人とも酸素吸入をしていました。
入院5日目から「シクレソニド」を使い始めたところ、
2人とも酸素吸入がいらなく
なり、
食事も全て食べられるほど回復しました。

2月27日(入院12日目)でウイルス検査はまだ陽性でした。

以上3例ですが、喘息の吸入薬「シクレソニド」が
新型コロナの肺炎の改善に効果があった症例です。
3人とも、けっこう劇的に効果がでていたようです。

改善例がさらに増えれば、有効性がさらに確実になって、
新型コロナウィルスよる肺炎への不安が減ると思いますが。

■「シクレソニド」とは

シクレソニドは、(株)帝人ファーマが
2007年から
気管支喘息の治療薬として製造販売している
吸入用ステロイド薬です。(製品名:オルベスコ)

気道の炎症を抑えて、喘息発作の程度や頻度を軽くします。

ただ、喘息発作がすでに起こってしまった場合に、
発作をすぐに抑える薬ではないです。

■新型コロナによる肺炎に「シクレソニド」はなぜ効果がある?

新型コロナウイルスの 肺炎に
喘息治療薬「シクレソニド」がなぜ効果があるのか?
ということは、現在のところはっきりわかっていない
ようです。

「シクレソニド」には、抗ウイルス作用と抗炎症作用はあるので、
それが有効に働いていると言われてますが、
同じ作用がある他の薬では、有効性の報告はないので、
シクレソニドが何か特異的にはたらく構造があるのではと考えます。

■シクレソニドの副作用は?

シクレソニドは、ステロイド薬なので、
ステロイドの一般的副作用はあると思いますが、

シクレソニドは、吸入して、薬成分が肺の表面にとどまるので、
全身性の副作用は出にくい特徴があります。

すでに、気管支喘息の治療で
子どもからお年寄りまで幅広い年代で使われています。

■シクレソニド利用の注意点は?

副作用は心配しなくていいですが、

確実に効果をあげるためには、肺にしっかりこの薬が届く必要があります。

そのためには、肺炎が進行した時に使うと、
呼吸が良く出来ずに、肺までしっかりシクレソニドを届けられなくなります。

従って、肺炎がひどくならないうちに利用した方がいいということです。

■まとめ

新型コロナウィルス感染で、肺炎を起こしていた患者3人に、喘息治療薬「シクレソニド」
で効果があった症例を紹介しました。

新型コロナには、まだワクチンも治療薬もないので、
感染拡大に誰もが不安や恐怖をいだいています。

感染拡大に、手洗い・消毒・行動の自粛だけでは限界がありますし、
社会活動がことごとく制約されて、デメリットは莫大なものがあります。

喘息治療薬「シクレソニド」が新型コロナウィルスの症状改善に多く効果がみられれば、
感染拡大の不安、恐怖の軽減に非常に役立ちます。

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