新型コロナウィルスの消毒方法を、アルコールや漂白剤や中性洗剤を使う方法で説明します

病気の予防や治療
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新型コロナウィルスのはっきりした情報はまだわかりませんが、
エンベロープという膜をもったウイルスであることは確かです。

このエンベロープタイプのウィルスには
アルコールや次亜塩素酸ナトリウムや中性洗剤での
消毒が有効であることが分かっています。

アルコールは手や物の消毒、次亜塩素酸ナトリウムや中性洗剤は物の消毒に使われます。

次亜塩素酸ナトリウムは、家庭用漂白剤の成分なので、
家庭用漂白剤が使えます。

家庭や職場で、アルコールや漂白剤や中性洗剤を使って行う、
新型コロナウィルスの消毒を行う場合の注意点やその方法を説明します。

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1.アルコール消毒の注意点

新型コロナウィルスは、エンベロープタイプウィルスなので、
エンベロープを壊す作用のあるアルコール消毒は有効です。

でも、アルコールなら何でもいいというわけではありません。

アルコールだからお酒でもいいのかと思いますよね・・・
そのへんを説明します。

1.1アルコールの種類

アルコールは大きく分けると「エタノール」「メタノール」に分かれます。

エタノールは、お酒の成分といっしょです。
メタノールはアルコールランプなどの燃料に使われます。

で、エタノールは飲めるのですが、
メタノールは劇物指定で、多量に飲むと、
吐き気やめまいや意識障害、失明したり命を落としたりする危険もあります。

消毒用アルコールはエタノールです。

燃料用アルコールは、メタノールが入っていて、
消毒には使えません。

消毒用アルコールが手に入らない場合、
燃料用アルコールでは代用できないので、間違えないようにしてください。

1.2エタノールの種類

エタノールは濃度によって3種類に分けられます。

市販されているエタノールは、

▽「無水エタノール」(濃度99%以上)
▽「エタノール」(95%)
▽「消毒用エタノール」(80%前後)

◎消毒に適しているのは、もちろん「消毒用エタノール」です。

「無水エタノール」は水分が少なくて、すぐ蒸発してしまい
消毒には適していません。
電子機器の掃除などにはよく使われます。

「エタノール」もその濃度がちょっと高すぎて
消毒には適していません。

濃度が60~90%前後の「消毒用アルコール」が消毒に適しています
これは、
水分が適度にあることで、
アルコールの分子がウィルスのエンベロープ膜を破壊するのにちょうどいいこと、
しみこむ速さや蒸発する時間も適しているためです。

お酒もアルコール(エタノール)が入っていますが、
アルコール度数が全然低いので、消毒には適しません。

必ず、消毒用アルコールを求めて、手や物の消毒を行ってください。

1.3手のアルコール消毒を行う場合の注意点

・手を洗って、濡れた状態でアルコール消毒をすると、
アルコールの濃度が薄くなって、消毒効果が落ちるので、
手を洗った場合は、水気を取ってからアルコール消毒をしてください。

・アルコールを手につける場合、つけ方が足りないと途中で乾いてしまい
 消毒効果が落ちますので、
 アルコールはしたたるぐらい取って、10秒以上まんべんなく
 手と手指にすり込むように
してください。
 
 アルコールをつけただけでは効果薄です。

 かならずすり込むようにしてください。

 手の消毒をしたら、ウイルスがいそうな場所をすぐにまたさわらないように
 注意しましょう。

1.4物のアルコール消毒を行う場合の注意点

消毒用アルコールをペーパーや布に十分含ませて、
消毒したいところをふきますが、
アルコールでなでるような感じでは効果薄・・

物理的にもウィルスをふきとる感じで、しっかりとふきます。

よくさわる所は、1日に何回もアルコールでふきとることが必要ですね。

1.5無水エタノールを薄めて消毒に使える

消毒用アルコールが入手出来ない場合、
無水アルコールを水で薄めて消毒用に使うことができます。

その場合、濃度が70~90%前後が消毒に適しているので

無水アルコール500mlであれば、水125mlを加えて
500/(500+125)×100=80%
ということで、濃度80%の消毒に適したアルコール水ができます。

※なお、水は不純物が含まれていない「精製水」を使ってください。

※あと、「エタノールは引火性」の液体なので、火の近くでは絶対に使わないでください。

1.6どのアルコールも入手困難の場合

手指の消毒については、消毒用アルコールがなければ、
界面活性剤を含む石けんや洗剤が
エンベロープ膜を壊す作用があるので、代用できます

ただし、洗い残しがないように十分に時間をかけて、
手や手指の隅々まで石けんをつけて洗う必要があります。

出典:福岡市のHPより
https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/hokenyobo/health/kansen/nCorV_3.html

2.漂白剤や中性洗剤での消毒の方法

物の消毒はアルコールがない場合は、家庭用の漂白剤や中性洗剤が使えます。

(手の消毒には漂白剤は使えません!)

中性洗剤は、台所用や掃除用で日常使っているものでよいので、
薄めてぞうきん等でふき掃除をします。

漂白剤はいくつか種類がありますが、
次亜塩素酸ナトリウムが成分である「塩素系の漂白剤」のことです。
(例:キッチンハイター、キッチンブリーチなど)

2.1漂白剤を使った消毒液の作り方

用意するもの

 ・塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)
 ・500mlのペットボトル
 ・水

作り方

 ・500mlのペットボトルに元々入ってた分量の水を入れる。
 ・ペットボトルキャップ一杯の漂白剤(約5ml)を水に加える。
 ・ふってよく混ぜる。

 これで、0.05%の消毒に適した消毒液ができます。

※塩素系漂白剤で消毒液を作る場合は、次のことに気をつけて下さい。
【注意事項】

・手袋をつける。
・換気する。
・酸性の洗剤と混ぜない。

この消毒液をぞうきん等にしみこませて、消毒したいところをふきます。

2.2漂白剤の消毒液や中性洗剤で消毒したいところ

漂白剤で作った消毒液や中性洗剤で、家庭や職場で消毒したいところは、次のようなところです。

●居間・食事部屋

・ドアノブ
・窓の取手
・照明のスイッチ
・ソファー
・テーブル
・テレビのリモコン
・椅子
・電話機
・コンピュータのキーボードとマウス
・小児のおもちゃ
・床
・壁など

*漂白剤を使った場合、金属面は腐食する可能性があるので、よく水拭きして下さい。

●台所とトイレ

・水道の蛇口
・シャワーヘッド
・浴槽
・洗面器
・ドアノブ
・窓の取っ手
・照明スイッチ
・流水レバー
・便座とフタ
・汚物入れ
・壁
・床など

●職場や集合住宅の共用部分

・エレベーターの停止階ボタン
・エスカレータの手摺り部分
・建物への出入り口のドアノブやハンドル
・セキュリティ対応のオートロックボタンなど
・共用のトイレ、
・給水場所など

まとめ

新型コロナウィルスは主に飛沫感染なので、ウイルスがついていそうなところの
消毒が感染予防にかかせません。

新型コロナウィルスは、エンベロープタイプのウィルスなので、
アルコールや次亜塩素酸や中性洗剤が消毒に有効です。

手や物の消毒は、消毒用のエタノールを使います。

物の消毒は、中性洗剤や次亜塩素酸ナトリウムが成分である家庭用の
塩素系漂白剤が使えます。

有効な治療薬がない現在、しっかり消毒してお互いに、
感染予防につとめましょう。

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